製作費０円のホームページってどうなの？

製作費０円のホームページってどうなの？

最近はサブスク（サブスクリプション）が主流となり、AdobeやOfficeなども買い切りが見られなくなりました。

一部の機能しか利用しない人にとっては買い切りの方がお得ですし、様々な機能が定額で使えることに魅力を感じている人もいます。

このサブスクの流れがホームページ制作にも来ています。

この記事で製作費０円のホームページと製作費がかかるホームページについて比較をしていきたいと思います。

制作費０円の仕組み

なぜホームページが０円で制作できるのか？

それは、保守費用で回収するからです。

保守費用とはホームページを長期間利用するために正常な状態にメンテナンスするための費用のことです。

０円で制作したとしても、長期で使ってもらえれば保守費用で十分回収できるということです。

制作費０円のメリットとデメリットについて話していきたいと思います。

製作費０円のメリットとデメリット

メリット

①初期費用が抑えられる

開業したばかりですと、様々なことに経費がかかるためホームページ制作にお金を割くことが難しいという方は多いと思います。

そのため、制作費０円のホームページは初期費用がかからないので導入しやすいというメリットがあります。

②大手が手掛けており安心

サブスクを導入している制作会社の多くは大手になります。そのため、出来上がりや運用など安心して任せることができます。

中には大手をまねているだけの会社もあるので、実績など判断して依頼することをおススメします。

③簡単に解約ができる

サービスに不満があったり、ホームページが不要になったら簡単に翌月から解約ができます。

（注意）中には最低契約期間が設けられている会社もあるため契約前に確認を忘れずに。

デメリット

①ランニングコストが高めに設定されている

おおよその平均として10,000円～20,000円／月が相場となっています。初期費用が掛からない代わりに毎月のコストは高めになっています。

実際に比較した表を下に示します。

	Piccolo Pendioで制作	A社	B社
制作費	30万円	0円	0円
保守費用	5,000円	10,000円	20,000円
1年後の総額	36万円	12万円	24万円
5年後の総額	60万円	60万円	120万円
10年後の総額	90万円	120万円	240万円

サブスクの場合、長く使えば使うほどコストがかかる仕組みとなっています。また、Piccolo Pendioで制作した場合、保守契約を結ばないこともできます。その場合、サーバーとドメイン代として12,000円／年となるため、さらに大きな差が生じます。

②デザインや機能などお客様に合わせた対応が困難

数か月で解約してしまう可能性があるホームページに多くの工数をかけられると思いますか？

実際、持っているテンプレートに写真や原稿を差し込んで、色や雰囲気を少し変えて完成といった簡単なホームページが多いです。

そのため、その会社が手掛けたホームページは似たものが多くなります。

また、webデザイナーとイラストレーターを一緒に考える方もいますが、全く異なります。そのため、ホームページのメイン画面をこんな感じにしたいという要望が来てもwebデザイナーでは対応できないこともあります。その時は外注することが多々ありますが、サブスクの場合は制作費にお金をかけられないため対応ができません。

他にも、写真撮影や動画制作、SEOの対策などすべてにおいて費用がかかります。サブスクの場合はこのような経費が必要な内容に対応できません。

③話を聞いたら実際は０円では無いことも…

製作費０円はよく釣りに使われます。つまり、過大広告です。

実際に話を聞きに行くと、オプションだ上位プランだと金額を上乗せされて、１００万円以上の負担となったという話も聞きます。

なぜそうなってしまったのか、裏側をお伝えいたします。

まとめ

・制作費０円は保守費用で回収する仕組みになっている。

・制作費０円にはメリットもデメリットもあることをしっかり認識して契約することをおススメします。

自社のホームページは会社の顔となります。顔にはしっかりとお金をかけることが重要だと思います。

とはいっても、初期費用の問題などあると思いますので、しっかりと考えて契約しましょう。

Piccolo Pendioでは対面で打ち合わせを行い、しっかり説明してから契約を行います。

ホームページ制作をご希望の方はこちらをご覧ください。